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本校は江戸時代文化6年(1809年)に創立された徳修館を源流にもち、大正5年に設立された三丘村立徳修実科高等女学校が出発点です。創立以来109年の歴史を刻む伝統のある高校であり、社会の変化にも対応しながら、生徒ひとり一人に対してきめ細やかな教育を行っています。
普通科では、「総合的な探究の時間」を3年間で6単位履修し、外部講師による講話を受講したり、地域の課題について考えたりするなど、探究的な活動にしっかりと取り組んでいます。また、インターンシップとその発表会を経験することで、社会と自分とのかかわりについて考察し、自分らしい生き方を実現していくために必要な能力や態度を育んでいます。
ライフデザイン科は、山口県東部では唯一の家庭に関する専門学科です。2年次からは「服飾デザイン」と「食物文化」の2つのコースに分かれ、それぞれの分野に関する専門的な知識・技能を身に付けるための教育を展開しています。生徒は家庭科に関する検定にもチャレンジするなどして実践的な力を培い、卒業後は各分野で活躍しています。
柳井・周南地区の県立高等学校5校が再編統合されることになり、今年度入学した生徒が、熊毛北高校への最後の入学生となります。在校生が卒業する時に、「熊毛北高校で学べてよかった」と心から思うことができるよう、保護者・地域・同窓生の皆様としっかりと連携しながら、教職員の力を合わせて、教育活動の充実を図ってまいります。引き続き、本校の教育活動に御理解・御支援くださいますようお願いいたします。
令和7年4月
山口県立熊毛北高等学校 校長 児玉 伊智郎