山口県立熊毛北高等学校

【コミュニティ・スクール活動】

令和年度

山口県立熊毛北高等学校【コミュニティ・スクール活動】

20231023日(

4年ぶりの周南こどもゆめまつり -高校生の活躍―

 

10/22日曜日、秋晴れの中、周南こどもゆめまつりがゆめプラザ熊毛一帯で開催されました。

熊毛北高校からはジュニア実行委員、一般ボランティア、吹奏楽部演奏、ファッションショー、メディア部展示とたくさんの分野で生徒が参加しました。

ジュニア実行委員の委員長1年のKくんはバルーンアートを夏休みに学び、当日はその成果を発揮してたくさんのこどもたちを笑顔にしていました。ほかにもステージ司会や受付など、各部署の運営で生徒たちが活躍しました。

吹奏楽部は熊毛中吹奏楽部、OB、OG混合バンドに参加し、オープニングでたくさんの拍手を受けました。

調理研究部は、一般ボランティアとして勝間こども食堂のお手伝いをしました。

メディア部の展示では、様々な年代の方が全国総文出品作品をはじめとする生徒の写真作品を鑑賞されていました。

ライフデザイン科服飾デザインコースのファッションショーでは、華やかな衣装と堂々としたウォーキングに、見ていたこどもたちから「わぁ!」という声があがりました。

たくさんのこどもたちに、高校生の素晴らしさを魅せることのできたよい1日でした。  

                                                (文責 CSサポーター) 

山口県立熊毛北高等学校【コミュニティ・スクール活動】

2023年10月10日(火)

寿式三番叟公演への道 いよいよ本番

 

9/29(金) ゆうほく祭1日目。いよいよ本番の日になりました。

普通科1年11名が全校生徒、三丘三和会のみなさん、保護者、報道のカメラや記者の方が見守るなか『寿式三番叟』を演じきりました。

7月の練習当初は、わずか3か月で1つの演目として成り立つのだろうか?との不安もありましたが、三和会の方の「本番に強いなあ」というコメント通り、個々の成長だけでなく、チームとしての強さが備わった素晴らしい発表でした。 

                                                (文責 CSサポーター) 

山口県立熊毛北高等学校【コミュニティ・スクール活動】

2023年9月18日(月)

「高校生 地域の敬老会で活躍中!」

 

秋は各地で地域行事が開催され、地域ボランティアが活躍する季節です。

9月は社会福祉協議会主催の敬老会が、熊毛各地区で開催されます。

9/18(月)三丘地区の敬老会へ地域の小・中・高校生6名がボランティア参加。その中で、本校2年生が敬老会の司会進行という大役をやりとげ好評を得ました。この役が任されたきっかけは、三丘地区のカフェで職場体験インターンシップをした際に、お店の方と交わした「司会の仕事に関心がある」という会話だったそうです。

八代地区(9/24開催)では八代在住の2名がボランティアとして参加予定。八代小地域コーディネーターさんによると、地区の子供は小学校から地域行事のお手伝いをする習慣があり、仕事も全部覚えているので頼りになるとのこと。

広い校区から集まった熊毛北高生を、全員『熊毛地域の子』として育てていく地域の方々の想いにこれからも応えていってほしいと思います。 

                                                (文責 CSサポーター) 

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2023年9月15日(

「寿式三番叟公演への道」 ⑥

 

1年生普通科生徒が総合的な探究の時間として取り組んでいる、安田あやつり人形芝居の最初の発表日ゆうほく祭が近づいてきました。

9月に入ると全員で合わせることが主となり、いよいよ本番という緊張感をまといながら練習を続けています。

なかでも苦戦気味の三味線は昼休みに自主練習する姿も。三和会の皆さんの指導も熱を帯びています。発表の機会はあと4回予定されており、これからの成長が楽しみです。

                                                (文責 CSサポーター) 

山口県立熊毛北高等学校【コミュニティ・スクール活動】

2023年8月21日(月)~23日(水)

「寿式三番叟公演への道」 ⑤

 

8月21日~23日までの3日間、三丘三和会の方にご指導いただき集中練習を行いました。体調不良などもあり全員そろってとはいきませんでしたが、それぞれの担当が一生懸命取り組みました。その中でも人形担当の生徒は、先日のあやつり人形芝居保存会公演を見た経験がよい刺激となったようで、初日はふにゃふにゃと頼りなく見えた人形の動きが2日目、3日目と命が芽生えていく様子が見られ、指導の方にも積極的に質問をしている姿に成長を感じました。

一番の難関、習得には時間のかかる三味線が、最後の日に全部のパートと合わせることができ、夏休み中に舞台の流れが共有できたことが最大の成果であると感じました。これから、本番に向けてますます頑張っていってほしいと思います。

                                                (文責 CSサポーター) 

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2023年8月6日(日)

「寿式三番叟公演への道 番外編」

 

8月6日三丘市民センター(徳修館)で、毎年恒例(8月の第1日曜日)の安田の糸あやつり人形芝居保存会三和会による「和霊大明神奉納公演」が開催されました。普段授業でお世話になっている普通科1年生が、前日の会場準備と当日の受付の手伝いをしました。

当日は遠く徳島県や益田市からも、三和会のように地元の伝統芸能の保存活動をされている団体の来場があり、現在の探究活動のことが話題になると「高校生も人形芝居をしてるの?頑張ってね」とあたたかい言葉かけをいただき、生徒は笑顔で応対していました。

会場は満員の観客の熱気に包まれ、あやつられている人形が浄瑠璃にのってまるで生きているように動き、観ていた生徒たちもこれを私たちがやるのか…という期待とプレッシャーを感じていました。

今回の公演は舞台の運営を垣間見る機会となり、いろいろなことを学ぶことができました。生徒たちもゆうほく祭(9/29)の発表へ向けて一層熱意を持って取り組んでいってほしいです。

                                                (文責 CSサポーター) 

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2023年7月18日(火)

クラスマッチ


 最初の競技【玉入れ】は普通科対ライフデザイン科の戦い。その中でもいちばん盛り上がったのは対教職員戦でした。対戦選手が教職員チームの白玉を遠くに投げるという妨害!しかし、かごに集中し気づいてない先生たち…。勝負に真剣な姿は日々、生徒に向き合う姿と重なりキラキラと輝いていました。

後半の【4人バレーボール】はクラス別チームで対戦。1年生のチームワークが試されますが、なかなか上級生には勝てません。

【お絵かき伝言ゲーム】では1~3年縦割り4チームで画力…というより伝える力、受ける方の想像力が試されました。お題のラクダが途中で犬に変わっていくさまを見て、世の中の伝聞の不正確さを感じとれる奥の深いゲームでした。このクラスマッチで得た一体感が、9月のゆうほく祭でも発揮されることを期待しています。

                                                (文責 CSサポーター) 

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2023年7月14日(金)

熊毛北高の糸あやつり人形芝居「寿式三番叟」公演への道④


 人形担当は、ようやくなめらかに人形を操り演じられるようになりました。ところが、「東西トー、とぅーざぁーい」と寿式三番叟公演が始まる前の口上練習が始まり、慣れない言葉遣い、腹から声を出すことの難しさにぶつかりました。声出しは、語りも同様でこちらは滑舌のなめらかさ、太鼓や鼓に負けない芯のある発声が求められます。

太鼓や鼓の担当は、音も良く出るようになり練習も順調にみえますが、三味線や語りに調子を合わせる難しさを味わっています。

各担当それぞれ壁にぶつかっています。その中でもいちばん苦戦しているのは三味線。たった三本の弦(糸)しかないのに意外と難易度が高い!同じフレーズを何度も何度も繰り返し、少しずつ前へ進みます。

彼らに予定されている公演回数は全部で4回。いちばん最初が9月末ゆうほく祭。

1年普通科、挑戦の夏がはじまります。

                                                (文責 CSサポーター) 

山口県立熊毛北高等学校【コミュニティ・スクール活動】

2023年6月23日(金)

熊毛北高の糸あやつり人形芝居「寿式三番叟」公演への道③ 


 2週間ぶりの練習。

三丘三和会の皆さんは「若いから覚えが早い」「生徒さんが元気で私たちがパワーをもらえる」「高校生で思春期だからもっとスネた感じかと思っていたけど(笑)、とても明るくて熱心で、この時間がとても楽しみなのよ」とおっしゃっていました。

今日は考査前で短縮授業。短い練習時間を大事に、生徒、指導者、双方真剣勝負です。三味線パートでは「弦を押さえる指の爪は短くないとやりにくいよ」「はい!切ってきます!」というやりとりが。生徒たちの三味線へ挑む熱い気持ちが伝わってきます。

「三味線はじめて10年くらい。まだまだ修行中なのよ。」と指導の方がおっしゃるくらい奥が深い楽器に取り組む生徒たち。今は自信のなさや迷いが音にでてしまいますが、秋までの成長を見守っていきたいと思います。 

                                             (文責 CSサポーター) 

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2023年6月20日(火)

第1回「熊毛学園」地域協育ネットプロジェクト会議


 熊毛地区小中高等学校の関係者(学校運営協議会会長、CSサポーター・コーディネーター、校長、教頭、地域連携担当教員)がゆめプラザ熊毛に集い、第1回熊毛学園プロジェクト会議が開催されました。

 学校対抗で自己紹介を兼ねたアピール合戦後、8/7(月)に小中高合同で行われる拡大学校運営協議会の熟議内容について話し合いました。

 熊毛学園では、学校、地域、保護者、子どもが出会い、一緒に話し合い、学び合う機会が設けられており、これは県内でも先駆的な取り組みで、同席された以下のオブザーバーの方々からご意見もいただきました。

「根底にある理念を大事にして活動してほしい。そのためには調整が大事。活動するだけでなく、活動の前後に意義をもたせてほしい。」 山口大学大学院教育学研究科 時乗教授

「熊毛学園は12年間の学びを見通せるので、子どもの育ちや学校教育について、子どもや、保護者、地域の方々も考えやすいしくみになっている。」 教育庁地域連携教育推進課 上部指導主事

「県の取組みのなかでも、熊毛学園は突出している。今後は吸い上げた子どもたちの意見を実現するために、具体的な進めかたを考えてほしい。」 周南市教育委員会学校教育課 石井課長補佐

 

ぜひ、皆さんも熊毛学園の活動へ参加してみましょう!

                                             (文責 CSサポーター) 

山口県立熊毛北高等学校【コミュニティ・スクール活動】

2023年6月18日(日)

勝間コミュニティ主催 浴衣着付け・工作体験 

 ボランティアとして9名の高校生が参加しました。

<浴衣体験>

1年生は浴衣を自分で着たことがないので、浴衣着付けワークショップ内で着付けレクチャーを受けました。3年生はそれぞれが着付けをしあいました。午後からは本格的に着付けや着こなし方について、勝間市民センターできもの教室をしている神代由美先生から学びました。

<熊毛音頭>

浴衣を着て全員で「熊毛音頭」を踊りました。動画を横目でみながら最初はもじもじしていましたが、午後には音楽が鳴ると慣れた様子で自然に輪になって踊っていました。

<工作教室>

1年生男子はつるかご作りの作業補助をしました。午前にはお客さんが集中し、大忙しでした。彼らは昼食時の配膳も積極的にお手伝いしました。

当日の来場者は主に小学生で、高校生のお姉さんお兄さんと交流できてとても楽しそうでした。 

山口県立熊毛北高等学校【コミュニティ・スクール活動】

2023年6月16日(金)

熊毛北高の糸あやつり人形芝居 「寿式三番叟」公演への道②

 「おおーーさーえーおおーさーえーーー」

語りの担当は、太鼓や鼓、三味線の音に乗せて唄うように語っていきます。最初は楽器の音無しで語りの部分を確認しながら声だしをしていくのですが、出だしに自信がなかったり、音程に迷ったりしながらも練習を繰り返しました。無音で語るときは、平坦な部分のリズムどりが難しいようでした。これが三味線の音に乗ると流れるように語ることができるから不思議。最後は「治まる御代こそめでたけれ」で物語が終わります。語りの「れ」を聞いて三味線などの全体の音がしまるので、責任重大です。

人形担当は身体で動きを覚え、いよいよ人形を操ることを始めました。

三味線はツボの番号を押さえるのが難しい!とのこと。

 これからどの担当も繰り返しの練習に取り組んでいきます。  

山口県立熊毛北高等学校【コミュニティ・スクール活動】

2023年6月2日(金)

熊毛北高の糸あやつり人形芝居 「寿式三番叟」公演への道① 

 周南市安田の糸あやつり人形芝居は、山口県指定無形民俗文化財です。

9月のゆうほく祭、11月の熊毛総合文化祭公演に向け、普通科1年生があやつり糸人形芝居修行へ取り組んでいきます。

まずは三丘三和会さんの模範上演を鑑賞。拍子木の力強いはじまりの合図から太鼓や鼓、三味線、語りは能や狂言の調子で、

あやつり人形はまるで生きているかのような動きや表情で演じられています。 

上演後いよいよパート別練習始動。あやつり人形担当は「人形の動きを自分の身体を使って覚えましょう」と人形の動きを舞踊の要領で、語りは台本と耳で感じとり三味線に合わせ唄うように表現していきます。太鼓や鼓は楽譜を確認しつつ音出し、三味線もいきなりバチを使って音を奏でていました。どの担当生徒も三和会の方のお話を熱心に聞き、目を輝かせ取り組んでいます。